ヤマ天
閻魔は、夜魔天が地下部門受け持ち専門となった神であり、夜魔天のインド原型の「ヤマ」は双子神(兄妹?)らしいのです。 戻る
炉の中での恐怖
ところで、生きてる間に火に焼かれると、火は痛みだけでなく身体が焼けて死に近づくという恐怖も突きつけてきます。この恐怖が痛みをさらに辛いものにしてしまうのですが、ヨアキムの場合はどうだったでしょうか。炉の中のヨアキムにしてみれば、一瞬でも早く「死」にたどり着きたかったはずで、それならば、身体が焼けること自体は恐怖をもたらすものではないはずです。ところが、そうならないのが、この身体の仕掛けの嫌らしいところです。内側に近づくほど痛みの段階が酷くなるということを思い知らされているため、身体が焼けるということは、その下のさらに酷い痛みの受容体がむき出しになるということを意味していたのです。このことが、炉の中のヨアキムが「身体が焼けてゆく」ことに対して味わう恐怖の、原動力となっていた訳です。 戻る
終わり!
これで終わりでは,あまりにも救いのない話です。もともと、昔のインド人に対抗して「とてつもなく長い時間を実感するお話」というテーマに挑戦してみただけなので、なにも「もう半分」を実現させなくても良いのです。 幸いなことに、「更に二倍にする」までは夜魔天の公務である一方、「更に二倍」はプライベートなお仕置きです。「半分済んだな」が何を意味するか分かりかけたヨアキムさんを見れば,夜魔天さんのお気持ちも,充分に満たされたことでありましょう。 戻る